【振り返り】小1

こんにちは、いずみです!

今回は、小1の間の日本語学習を振り返りたいと思います。

日本語補習校なしの家庭学習で、どんな教材を使って、どれくらいやったか(量・時間)、学習の成果はどうかなど具体的に書きます。

目次
●学習の頻度 
●学習時間帯 
学習メニューと使った教材 
学習にかかる時間 
反省と気付き
最後に

学習の頻度

家での学習は、基本的に毎日行っています。
学習を継続することに重点を置いていて、急な予定が入った日は、学習の量を減らしたり簡単なものに変更したりと、柔軟に対応するようにしています。

病気の時旅行中は日本語学習はお休み。旅行中は日本語の音楽を聞いたり、勉強ではない形でなるべく日本語を使う工夫をするようにしています。

学習の定着度

「勉強は毎日やるのが当たり前」というレベルで習慣化しています。私が別室にいても、「”日本語”やらない?」と自分から呼びに来ます。
「旅行中は日本語学習はお休み」と書きましたが、2週間ほど日本語学習をやらなかった後も、問題なく学習を再開できています。

学習時間帯 

学校から帰宅後、おやつを食べ終わったら学習を始めます。
遅くても18:00までに始める約束で、この時間を過ぎると日本語学習はできないことにしています。

以前まだ「18:00までに始める」という決まりを設定していなかった頃は、息子は寝る時間が近くなるまでやらないことが時々あって、その時間帯になると息子も私も疲れているし、歯みがき・おふろなど他にもやることがありお互いイライラしてしまうので、この決まりを導入しました。

18:00までならいつ始めてもいいことにしていますが、おやつを食べたらすぐに始める流れができています。
あと、学習が終わっていても、テレビを見るのは17:30からというルールにしています。

学習メニューと使った教材

学習メニュー

【小1の前半】 ひらがな・カタカナ
【小1の後半】 語彙力強化、漢字学習、音読(週1回)

小1の前半はまだひらがな・カタカナをやっていました。小1の後半からは漢字学習語彙力強化をメインに、週に1回は漢字ドリルの代わりに音読をやる、というメニューでした。

●漢字学習: 漢字ドリルを毎日2ページ
●語彙力強化: 『ことばのえじてん』を毎日2ページ読む
●音読: 音読用の本を週に1回2ページ読む

使った教材


【漢字学習】『ドラえもん はじめての漢字ドリル 1年生』
【語彙力強化】『小学館ことばのえじてん』
【音読】『頭がよくなる!寝るまえ1分おんどく366日』


『小学館ことばのえじてん』は、息子の日本語インプット源が私とテレビだけなので、語彙に偏りがあるだろうと思ってやることにしたもの。就学前に身につけておきたい言葉約3100語が、例文・イラスト・解説付きで収録されています。

※小1で使った教材について詳しくはこちら。

学習にかかる時間

その日の息子の疲れ具合によりますが、小1の後半では平均10分程度。
最初は5分くらいで終わる内容からスタートし、そこから7~8分、10分というふうに徐々に長く勉強できるようになっていきました。

反省点と気付き

反省点山盛りです…。

  • 学習量を増やしてなかった
  • ドリル選びに失敗していた
  • 必要な学習を取り入れていなかった

●学習量を増やしてなかった
1年の間に息子にとって無理のない形で、段階的に学習量を増やしていくこともできたのに、していませんでした。
小学校に入学してからは、新しい環境、新しい友達、初めて経験する学校での役割や行事の数々と「初めて」づくし。しばらくは学校生活に慣れることが優先でいいと思い、家庭学習は「負担にならない量」を意識していました。でも、学校生活に慣れてからもずるずるとそのままできてしまい、もったいないことをしたと思います。
⇒学習メニューが適量か定期的に見直しをする

●ドリル選びに失敗していた
どの出版社も工夫をしているはずで、漢字ドリルはどれを使っても大した違いはないだろうと思っていました。なので、「楽しく漢字学習に取り組んでくれれば」と思い、息子の好きなドラえもんの漢字ドリルを購入して使っていました。でも、複数のドリルを使ってみて、ドリルによって学習の成果に大きな違いが出ることに後から気付きました。

●必要な学習を取り入れていなかった
小1の頃は、息子の日本語スピーキング力はそんなに悪くないと思っていたこともあり、漢字学習を軌道に乗せることに気を取られていました。でも、だんだん語彙の少なさや言葉の使い間違い、一向に本を読もうとしないことなど、気になることが出てきました。
息子は読むことをとても嫌がるのですが、読解力をつけるための学習をもっと早い段階で取り入れていれば、違っていたのではないかと思います。

必要な学習を取り入れていなかったことの原因としては、どのレベルの日本語習得を目指すのかはっきり決まってなかったことが関係していると思います。小2後半になって、息子が半年間学習してきた漢字をほとんど覚えてないことに気付くまで、そのことについてしっかり考えていませんでした。
どのレベルの日本語習得を目指すのか決めていないと、必要な学習とそうでない学習がはっきりせず、学習メニューに必要な学習内容が入ってなかったり、逆に必要ない学習までしているということが起こりかねません。

最後に

小1の間の日本語学習でよかった点は、学習を習慣化できたこと。
ただ、教材や学習内容が最適かなどの見直しができていませんでした。
その結果、小1の1年はもったいない使い方になってしまったと思います。

必要な学習内容がメニューに入ってないと、その結果が半年や1年後に現れてくることを最近痛感しています。

ただ、こういったことは経験値の上がった今だからわかること。
もっと効率的に学習を進められるように、今回気付いたことを活かしたいと思います。

それでは、また!

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