こんにちは、いずみです!
文章読解を学習メニューに取り入れてから気付いたことがあるので、今回はそれについて書こうと思います。
文章読解のドリルを始めて約3カ月がたちました。
この3カ月は息子が学習時にめそめそすることが多かったです。特に週末。文章読解のドリルを始めるまで、こんなことはなかったのに。
週末は時間がたっぷりあるので、日本語学習を平日の倍やることにしているのですが、朝食後に文章読解のドリルを始めると決まって「疲れたよーー」(朝の9時すぎですが?)。
息子は文章読解ドリルをやるのがかなり嫌な様子。
さらに、この3カ月の間には「毎日休まずに勉強を続けてるとか、どうでもいい!もう日本語(の勉強)なんかやらない!!」と言ったことも2、3回ありました。これも、文章読解を始めるまでの1年半の間には一度もなかったことです。これはまずい…と思いました。
文章読解ドリルが最初はしんどい理由
そして、以下のことにようやく思い至りました。
●小学2年生が日常生活ではあまり使わない、国語問題に特有の表現や語いに慣れてない
国語のドリルには、「とい(問い)」「かきぬく」「かきだす」「どんなことをたずねていますか」「どのようにして」「または」のような言葉や表現が普通に出てきますよね。上記のどれ一つとして、息子は文章読解のドリルをやり始めるまで聞いたことがありませんでした。
息子が知っているのは口語表現。「どんなにやったの?」なら息子もわかります。でも、「どのようにして」は知らない。「質問する」は知っていても「たずねる」は知らない、といった具合です。
●最初はドリルの問題を解くだけでなく、「文章読解ドリルのお作法」を一通り身につける必要がある
「…はなぜですか?」と理由を問われたら、答えは「…から(だから)」と書くなど。
●文章中に知らない言葉がいくつも出てくる状態だと、文章の意味が正確には理解できないし、いちいち言葉の意味を聞かないといけない
●説明が必要なことが多い分、量的には同じでも普段以上に時間がかかる。説明を聞かないといけないのも面倒
こういったことが重なってストレスなんだと思いました。
そう言えば、息子がひらがなの練習を始めた時、当初は「ひらがなやカタカナは簡単でしょ。大変なのは漢字」と私は思っていました。でも、実際には、ひらがなより難しいはずの漢字の方に、息子はずっと抵抗なく取り組んでいると感じました。
これは以下のことが理由ではないかと考えています。
- ひらがなの練習を始めた時は、そもそも「勉強する」というのが初めてなので、いくら漢字に比べて難しくないと言っても、勉強に慣れること自体が大変
- 漢字に抵抗なく取り組めたのは、ひらがな・カタカナをやって書くことにも慣れ、頑張って続けていれば書けるようになる・読めるようになるという体験も積んだ後だからではないか?
これと同じことが、初めてやる文章読解で起こっていて、息子は大変なんだと思いました。
焦りは禁物
学習に新しいことを取り入れる時は、最初は少ない量でやるのがいいと思っています。
なのに、私の基準で「日に2ページなんて少ないのに」「10分程度の勉強も嫌がるなんて…」と内心思っていました。
息子がブーブー言っても、ここは根気よく励まして乗り越えるべきと思っていましたが、対応を間違えていた気がします。文章読解ドリルに関しては、息子が慣れるまで「平日は1枚、週末は2枚」を「平日も週末も1枚」にすればよかったです。
『毎日のドリル 文章読解』を終了したら『もっと文章読解』に進むつもりだったのですが、『文章読解』をもう1周することにしました。
文章読解を始めて約3カ月たって少し慣れたのもあるだろうし、このドリルは2周目ということもあってか、最近は文章読解のドリルをやることを前ほどストレスに感じてないように思います。
文章を読むことに慣れてない息子が、初めてやる文章読解ドリルに難しさを感じていたのは当然。
息子は頑張って取り組んでいるのに、「早く小1のドリルを終わらせて次にいかなきゃ」と私が勝手に焦っていました。息子に申し訳ない…。
息子は小2の後半ですが、国語学習歴で言えば小1の3カ月目が終了したばかり。
今後は焦らず暴走せず、十分に時間をかけてじっくり取り組もうと思います。
それでは、また!