【ドリル】『ぶんのおけいこ』の感想

教材

こんにちは、いずみです!

今回は、『ぶんのおけいこ』(くもん)というドリルの感想を書きたいと思います。

このドリルを選んだ理由

「ことばのきまり」的なことは、それまでなるべく会話や読み聞かせのなかで自然に身につけるようにしてきましたが、体系的に学習してないことが気になっていました。そこでドリルを探し、この『ぶんのおけいこ』を発見。
この手のドリルでひらがなやカタカナを書く練習にスペースが割かれているものもありましたが、ことばのきまりについて多くのページが使われているこちらにしました。

アマゾンで内容をチェックすると、すでに息子がわかっていることがほとんどのような気もしましたが、抜けがあるかもと思ったのと、やはり一度ドリルを使っておさらいしておきたいと思い購入しました。

ことばのきまりはしっかり身につけておきたいと思ったので、息子はすでに小2の後半でしたが、5~7才の子供用のこのドリルからスタートすることにしました。
ちなみに、このドリルの対象となるのは「ひらがなの読み書きができるようになってきたお子さま」ということです。

このドリルの作り

問題は39回分あり、1回分は1枚(表と裏)。
「できたね!シート」とシール、表彰状がついています。

このドリルでは、以下の3点を学習します。

  • くっつきことば(助詞)の正しい使い方を覚える
  • まちがえやすいひらがなの練習
  • 基本の形の文を書く練習(「なにがどうする」「なにはどんなだ」「なにはなんだ」の3つの形)

ほぼすべての回で、表のページで学習したことを、裏のページで自力でやる、という作りになっています。
「表と裏の内容がまったく同じ(違いは自力でやるかやらないかだけ)」というのが簡単すぎてつまらなく感じてしまう子もいそうですが、未就学児を対象としたドリルなので、裏のページをやっていてつまづいた時に、表のページが同じ内容になっていると、わかりやすくてよいのではないかと思います。

ドリルの使い方

1日に2枚、以下のように使いました。


まず、息子が「しかくのなかのひらがなと、まるのなかのくっつきことばをかきましょう。かけたら、ぶんをよみましょう」というふうに、問題文を音読。
次に、「なにとなにですか」といった個別の設問を音読。1枚の表は答えがうっすら書かれているのでそれをなぞります。なぞるのが終わったら、「ねこといぬです」と答えの文を音読します。


裏も同じ問題ですが、今度は空欄になっていて、自分で埋めるようになっています。答えを書き込んだら、答えの文をまた音読、といった具合です。息子はなにしろ文章を読む量が少ないので、音読の練習も兼ねて。


ちなみに、このページなんかはご覧の通りなぞっていません。
息子は重度の面倒くさがり屋でして、このドリルをやっていた頃は文字を書くのと音読するのを非常に嫌がっていました(最近慣れてきたのか多少ましになりました)。
ただ、うちの場合、このドリルを使う目的はあくまで「ことばのきまりを理解すること」(ひらがなの練習ではなく)なので、答えが薄く書かれているページは、答えを声に出して読めばOKとしました。

このドリルの良いと思う点

  • イラストが多いので未就学児にもわかりやすそう
  • 問題数が少ない
  • 1枚ずつ切り離して使える
  • 厚手の紙が使われている

●イラストが多いので未就学児にもわかりやすそう
このドリルの対象年齢は5・6・7歳となっているのですが、すべての文にイラストが付いているので文を理解しやすく、低年齢の子でも取り組みやすいドリルになっていると思います。 

問題数が少ない
問題はほぼすべて1枚の表に4問、裏に4問となっていて1回分の問題数が少ないので、低年齢の子にも取り組みやすいと思うし、余裕のある子には枚数を増やせばよいので、量を調整しやすいです。

●1枚ずつ切り離して使える
これは「ドリルがバラバラになるのが嫌」という方にはむしろマイナスポイントかもしれませんが、「今日の分はこれね」と1枚なり2枚なり切り離して渡すことができるので、視覚的に「これだけやればおしまい」というのが子供にわかりやすくていいのでは、と思いました。

●厚手の紙が使われている
厚手の紙が使われているので、消しゴムでゴシゴシ消したり、少々手荒に扱ってしまっても破れにくく、未就学児が使うことに配慮されていると思います。

最後に

やはり、息子がすでにわかっている内容がほとんどでしたが、ちゃんと理解していることを確認できたし、「わ」と「は」、「お」と「を」などの助詞の使い分けのおさらいができたのでやってよかったです。

1枚分の問題数が少ないので、この手のドリルをやるのは初めての息子でも、問題なく終わらせることができました。

それでは、また!

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