こんにちは、いずみです!
今回は『毎日のドリル 小学1年もっと文章読解』(学研)というドリルの感想を書きたいと思います。
このドリルを選んだ理由
このドリルは、読解力をつけるために購入した3冊のドリルのうちの1冊です。
文章読解のドリルをいくつかチェックしてみて、使われている文章が面白そうと思った『毎日のドリル 小学1年文章読解』(学研)をまず購入したのですが、それだけというのは物足りなく感じました。一つの長文が分割されている回が3割ほどあるからです。
本を読めるようになるために、息子に長文を読み通すことに慣れていってほしかったので、すべての回で長文を読んで問題に答える形式になっている『もっと文章読解』も購入しました。
このドリルの作りと特徴
- 問題は37回分。1回分は1枚(表と裏)で、問題は4~7問
- 文章の種類は「物語」と「説明文」
- ドリルの最後に答えと保護者へのアドバイスあり
- 「できたよシート」とシール付き
- スマホ・タブレットで使える「勉強管理アプリ」付き(無料)
『もっと文章読解』は、『文章読解』の方と比べると文字が小さく、文章量が多くなっています。
さらに、上でも書いたとおり、『文章読解』の方は下の写真のように、一つの長文が分割されている回が3割ほどありますが、『もっと文章読解』の方は分割されていません。
『文章読解』↓
『もっと文章読解』↓
アプリでは勉強開始時間を設定してアラームが鳴るようにしたり、ストップウォッチで学習にかかった時間を計ったりできます。また、ドリルをやるとキャラクターにえさをあげることができ、キャラクターが「わざ」を覚えたり、キャラクターの部屋がおしゃれになっていったりします。
あと、2種類のゲームが入っていて、一つは漢字の読み仮名を当てるゲーム、もう一つは英単語の意味を当てるゲームになっています。
ドリルの使い方
うちではドリルを以下のように使っています。
- まず文章の題名と文章を息子が音読する
- 文章中にわからない言葉があれば蛍光ペンでマークする。わからない言葉は私が辞書を引いて説明する
- 息子が問題を解く
- 私が丸付けと、必要であれば説明をする
文章読解のドリルは語彙を増やす目的でも使っているので、息子が文章を音読したらわからない言葉があるか確認し、あれば辞書でひいて説明してから、息子が問題を解くようにしています。
平日は1日に1枚やっています(※土日など学校が休みの日は2枚)。
このドリルの良いと思う点
- 使われている文章が良い
- アプリがついている
●使われている文章が良い
学研の文章読解ドリルは、物語文のほとんどが昔話や児童書からの抜粋になっています(ドリルのために作られた文章ではなく)。そして、プロの作家が書いた物語はやはり面白いと感じます。息子もお話に興味を持っている様子が感じられます。
説明文の方は、動物・虫・植物に関する文章や理科的な内容など、さまざまなテーマが選ばれています。
●アプリがついている
すごくワクワクするようなアプリではないですが、息子はドリルが終わると相変わらずキャラクターにエサをあげています。
漢字の読み仮名をあてるゲームはタイムが表示されるので、息子はこちらも今のところ飽きることもなくやっていて、記録を更新すると喜んでいます。漢字とその読みを結びつけるのに少しは役立つかもしれません。
最後に
『小学1年 文章読解』が終わって、「次はこれやろうか?」と『もっと文章読解』を息子に見せてみたところ、文字の小ささと文章量が増えていることに瞬時に気づき「嫌だよーーー!」と徹底拒否。
私も『もっと文章読解』は息子にはまだ早いだろうなと思ったので、『文章読解』をもう1周してから『もっと文章読解』に進みました。
文章を読み慣れていなかったうちの息子にとっては、『小1文章読解』2周後でもこのドリルはまだ少ししんどかったようで、最初の方はかなりめそめそしつつ取り組んでいましたが、頑張って1冊やりきりました。そして、長文が分割されてないこのドリルを終える頃には、息子は長文を読み通すことにも慣れました。
文章読解はわりと得意というお子さんであれば、最初からこちらの『もっと文章読解』がいいかもしれません。
以上、『毎日のドリル 小学1年もっと文章読解』の感想でした。
それでは、また!