こんにちは、いずみです!
今回は『毎日のドリル 小学2年文章読解』(学研)というドリルの感想を書きたいと思います。
このドリルを選んだ理由
日本語学習に文章読解を取り入れることにした時、使われている文章が面白そうだと思った『毎日のドリル 小学1年文章読解』を購入しました。
その後、『小学1年もっと文章読解』もやりましたが、とても満足しているので、小2用も引き続き購入しました。
このドリルの作りと特徴
- 問題は41回分。1回分は1枚(表と裏)で、問題は5~8問
- 文章の種類は「物語」「説明文」「詩」
- ドリルの最後に答えと保護者へのアドバイスあり
- 「できたよシート」とシール付き
- スマホ・タブレットで使える「勉強管理アプリ」付き(無料)
このドリルは下のページのように、長文が分割されている回があります。
そして、「きつねの子が、小さなかなづちをひろいました。」→「だれが、かなづちをひろいましたか。」のように、たった1文に対して問題が設けられていることも。
最初見た時は「簡単すぎない…?」と思いましたが、その単元のメインの学習事項(この場合は「だれがどうする」をよみとる)をしっかり押さえるための工夫なのかなと思います。
こういう形式は全体の3割ほど。あとは普通の長文です。
アプリでは勉強開始時間を設定してアラームが鳴るようにしたり、ストップウォッチで学習にかかった時間を計ったりできます。また、ドリルをやるとキャラクターにえさをあげることができ、キャラクターが「わざ」を覚えたり、キャラクターの部屋がおしゃれになっていったりします。
あと、2種類のゲームが入っていて、一つは漢字の読み仮名を当てるゲーム、もう一つは英単語の意味を当てるゲームになっています。
ドリルの使い方
うちではドリルを以下のように使っています。
- まず文章の題名と文章を息子が音読する
- 文章中にわからない言葉があれば蛍光ペンでマークする。わからない言葉は私が辞書を引いて説明する
- 息子が問題を解く
- 私が丸付けと、必要であれば説明をする
文章読解のドリルは語彙を増やす目的でも使っているので、息子が文章を音読したらわからない言葉があるか確認し、あれば辞書でひいて説明してから、息子が問題を解くようにしています。
画像を見せた方がわかりやすく記憶にも残りやすいだろうと思う言葉に関しては、インターネットで検索して画像を見せるようにしています。
この『小学2年文章読解』には『小学1年~』にはなかった「詩」も入っています。
私は小説は好きなのですが、詩は苦手。なので、詩の面白さ・楽しさを息子が感じられるような説明ができません。
インターネットで検索してみると、いくつかの詩に関しては記事が見つかったので、それらを解釈のヒントに息子と作品について話し合いました。
ドリルは2周するかもしれないので、直接書き込みはせず、答えを別のノートに書くようにしています。
平日は1日に1枚やっています(※土日など学校が休みの日は2枚)。
このドリルの良いと思う点
- 使われている文章が良い
- 毎日続けやすい量
- アプリがついている
●使われている文章が良い
学研の文章読解ドリルは、物語文のほとんどが昔話や児童書からの抜粋(ドリルのために作られた文章ではなく)になっているのですが、プロの作家が書いた物語はやはり面白いと感じます。
説明文も、動物・植物・気象・人間の体について・季節の行事・工作など、さまざまなテーマが取り上げられています。
●毎日続けやすい量
1回分は1枚(表と裏)なので、多過ぎず、やるのが負担にならない量だと思います。
●アプリがついている
すごくワクワクするようなアプリではないですが、息子はドリルが終わると相変わらずキャラクターにエサをあげています。
漢字の読み仮名をあてるゲームはタイムが表示されるので、息子はこちらも今のところ飽きることもなくやっていて、記録を更新すると喜んでいます。漢字とその読みを結びつけるのに少しは役立つかもしれません。
最後に
以上、『毎日のドリル 小学2年文章読解』の感想でした。
このシリーズはこれで3冊目。
『小学1年文章読解』を始めた頃は、息子はまだ文章を読み慣れておらずかなり苦戦していました。
なので、『小1文章読解』を2周してから『小1もっと文章読解』に進みました。
今回この『小学2年文章読解』が終わって、「このドリルをもう1回やる?」と聞くと、「次のをやる」とのこと。日本語学習に文章読解を取り入れたのは小2の後半からですが、着実に力がついてるんだなと感慨深いです。
それでは、また!