こんにちは、いずみです!
今回は、息子が小1の間、日本語学習に使っていた教材について書きたいと思います。
小1で使った教材はうまく選べていたとは言えないので、反面教師的に参考にしていただければと思います。
使った教材
小1の前半はまだひらがな・カタカナをやっていて、小1の後半からは漢字学習と語彙力強化をメインに、週に1回音読をやるというメニューでした。
以下の教材を使っていました。
【ひらがな・カタカナ】ひらがな・カタカナ表
【語彙力強化】『小学館 ことばのえじてん』
【漢字学習】『ドラえもん はじめての漢字ドリル 1年生』
【音読】『頭がよくなる!寝るまえ1分おんどく366日』
●ひらがな・カタカナ表
ひらがなとカタカナの練習にこれを使い始める前は、人気の『うんこドリル』を使っていました。息子にはきっとウケると思って。息子は最初は面白がっていましたが、「楽しみながらひらがな・カタカナを覚える」というよりも、イラストや例文にばかり気を取られて、肝心のひらがな(カタカナ)はあまり覚えてないことに気付きました。ドリル自体にもわりとすぐに興味を失ってしまいました。
それで、この50音一覧表を印刷して、1日に1行ずつ練習するようにしました。
ひらがな・カタカナ表はちびむすドリル、濁音・半濁音・よう音の表は学習プリント.comのものです。ラミネート加工をして使いました。
●小学館ことばのえじてん
息子の日本語インプット源が私とテレビだけなので、語彙に偏りがあるだろうと思ってやることにしたもの。
就学前に身につけておきたい言葉約3100語が、例文・イラスト・解説付きで収録されています。
すべての言葉にイラストが付いているのでわかりやすいです。
毎日見開き2ページ分(2周目は3ページ)を一緒に読み、7カ月ほどかけて1周し、6カ月ほどで2周目を完了しました。これを1~2周したからといって語彙が定着することはありませんが、あいまいに理解していた言葉をはっきり理解する、息子が知らない語彙を私が把握できる、言葉を目で見ることで息子自身が自分の言い間違いを認識するのに役立ちました。
●ドラえもん はじめての漢字ドリル 1年生
息子はドラえもんが好きなので、初めての漢字ドリルとして選びましたが、唯一のドリルとして使うには不満な点があったので、現在は別のドリルを使っています。
●頭がよくなる!寝るまえ1分おんどく366日
毎日の学習に音読を取り入れたかったので購入しました。
脳科学者・小児科専門医である加藤俊徳氏が監修。
文章は1分で音読できるくらいの短さ、文章の難易度は少しずつ上がっていくなどの工夫がされており、さらに「脳科学にもとづいた工夫がいっぱい」ということです。また、さまざまな文章に触れられるよう、「名作」「古典」「詩・歌」「俳句」など、いろいろなジャンルから文章が選ばれています。
でも、息子はだんだん週に1回の音読すら嫌がるようになり、220ページで終了。
日本語に触れる量が少ない息子にとってはレベルが高すぎたようです。特に、芥川龍之介や太宰治のような明治の文豪の文章は文体が古めかしく、息子には意味がわかりにくい。『枕草子』のような古典作品にいたっては、もはや意味不明。
「いろいろな言葉に触れられます」とありますが、息子には理解できない割合が多過ぎてあまり楽しくなかったようで、最後まで続けられませんでした。
でも、現代の文体で書かれている物語や童謡の歌詞、早口言葉など、気に入っている文章もありました。「息子にとって難しすぎるページは飛ばす」などの工夫をすればよかったかなと思います。
それから、この音読本をやっていた時はまだ読む力がついてなくて、音読すること自体がしんどかったのも続かなかった原因だと思います。今は、音読も上手になってきているので、また折を見て再開できればと思っています。
最後に
時間をかけていくつもの教材を吟味し、ベストだと思うものを選んだつもりでしたが、効果的に漢字学習ができるドリルを選べてなかったり、音読本は息子のレベルに合ってなかったり。これは実際に使ってみてわかったことなのでしょうがないかなとも思いますが。
小1の時は、何が息子にとって本当に必要な学習なのか考えていなかったことも、教材をうまく選べてなかった原因だったと思います。
この反省をいかして、次はよりよい教材選びができればと思います。
それでは、また!