こんにちは、いずみです!
少し前から語彙力をつけるための取り組みを始めました。
今回は、語彙の学習を始めたきっかけや今までの語彙学習での失敗、どんな取り組みをしているかについて書きたいと思います。
語彙力をつける学習を始めたきっかけ
息子が話す時にドイツ語が混ざる割合が多いなと感じることが増えたので、語彙力をつける学習をした方がよさそうと思いました。
そこで、手持ちの『まんが 10歳までに覚えて差がつく 言葉大辞典1070』という語彙本を使おうかと思って見てみたところ、この本に収録されている1070語中、息子が意味がわかる言葉はたったの10語、つまり99%が未知の言葉ということに気が付きました。
この本に収録されている1070語を10歳ですべて使いこなせている子は少ないんじゃないかと思います。でも、99%知らない=息子の語彙力がすごく貧弱なのは間違いないので、「やばい!!何かしなければ」と語彙学習メニューを考え始めました。
語彙学習での失敗
ところで、語彙学習で失敗だったなと思っていることがあります。
小2の後半まで語彙を定着させるのと増やす目的で『ことばのえじてん』というのを使っていて、2周したところで、覚えきれてない言葉がまだたくさんあるのに終了としてしまったのですが、これは大失敗でした。
終了にした理由は、「ことばのえじてんに載っている言葉は、特に何かしなくてもこれから自然に身についていくのでは」と甘く考えていたから。それで『ことばのえじてん』を使った語彙学習は打ち切り、日本語学習に加えたいと思っていた文章読解を代わりに学習メニューに入れました。でも、実際には語彙はそう簡単には増えませんでした。
今、『ことばのえじてん』に載っている言葉で息子が使えてない・知らないものを洗い出す作業をしているのですが、『えじてん』2周終了時点ではわかっていなかったのに今は知っている言葉はたしかに増えてはいます。私との会話や読み聞かせ、テレビ番組など息子が日常生活のインプットを通して身につけてきた言葉です。
でも、わからない・知らないままになっている言葉もかなりの数あります(数百語レベルで…)。ちなみに、『ことばのえじてん』に収録されている言葉は「就学前に身につけておきたいことば約3100語」となっていて、覚えなくても問題ない言葉というのはほとんどありません。
基本的な言葉が身についてないと、語彙を増やすのもうまくいきません。言葉の意味をわかりやすく説明しても、説明に使う簡単な言葉すらわからない、となることが多いからです。
学習メニュー
というわけで、以下の取り組みを始めました。
- 毎日マンガの語彙本を読む
- 「語彙貼り紙」
- 漢字学習が終わったら語彙学習をやる
●毎日マンガの語彙本を読む
日本語学習とは別に、すきま時間にマンガの語彙本を数ページ読むことを始めました。定着するまで繰り返し読む予定です。
●「語彙貼り紙」
息子はマンガやTVのアニメからも言葉を吸収していて、話していると「あっ、これマンガで覚えたな」と思う言葉を使うことが増えてきました。なので、せっかく覚えた言葉を「語彙貼り紙」を使ってしっかり定着させることにしました。
●漢字学習が終わったら語彙学習をやる
これからは漢字学習が終わったら、その学年の残りの期間を語彙学習にあてる予定です。
『ことばのえじてん』に載っている言葉で身についてないものに関しては、洗い出し作業が終わったら、私が日常生活で意識的に使うことで身につくようにするか、学習メニューに組み込むかしようと思っています。
最後に
語彙力を育てることの重要性をひしひしと感じています。
手持ちの言葉が少ないと言いたいことを十分に表現できないので、日本語でしゃべるのがめんどくさい・ストレス → 日本語でしゃべらなくなる → 使わないので日本語がどんどん退化していく、となる可能性があります。
海外在住でも本好きな子供さんなら読書を通しても語彙を増やしていけると思いますが、うちの子は(今のところ)自分から読書をしないので、自然なインプットだけで身につく言葉は少なく、学習で確実に身につけていく必要があると気付きました。
数か月後に始める予定の3年生の文章読解ドリルを見てみたのですが、難易度のレベルが小2から一気に上がった印象で、語彙力がないと文章を理解するのがなかなか大変そうです。
語彙学習を続けていなかったことが悔やまれますが、今からまた取り組んでいきます。
それでは、また!