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こんにちは、いずみです!
わが家の日本語学習は4年半がたちましたが、就学前に使い始めてよかったと常々思っているものがあります。それが『くもんのうた200アルバム』と『小学館 ことばのえじてん』です。
今回はこの2つを紹介したいと思います。
『くもんのうた200アルバム』

童謡はYouTubeでも聞けますが、そうするとどうしてもパソコンやスマホを使う時間が多くなってしまうので、童謡のCDを探して見つけたのがこの『くもんのうた200アルバム』です。amazon musicにCDより安いダウンロード版もあります。
CD①には90曲、CD②には110曲入っています(※歌詞はついてなくて別売り)。
残念ながらこのCDを発見したのが遅く、買ったのは息子が5歳半の時でしたがかなりよく聞きました…というか、息子は今も聞いています。
日本語インプット源の少ない海外生活で、楽しみながら日本語に親しめるという点でとてもよいアイテムだと思います。ちなみにCDには「0才から」と書かれています。
別売りの歌詞本をケチらずに買っておけばよかった…
このCDに入っている曲の歌詞本は別売りになっているのですが、「歌詞だけで3,500円?! 高っ!!」と思い買いませんでした。
息子は今10歳ですが、車での移動時にこのCDをかけても嫌がらないどころか、よく歌っています(息子は歌を歌うのが好きというのもあると思いますが)。歌詞を知らなくて歌えないところも多く残念そうなので、歌詞本を買っていればよかったなと思います。
CDを買ったばかりの頃は、息子はわからないなりに、聞き取れる部分だけ歌ったり鼻歌で歌ったりしているだけでしたが、「●って何?」と歌詞中の気になる言葉の意味を時々聞いてきたりするようになりました。
ひらがな・カタカナを覚えた子供さんなら、歌詞本を使って歌えば読みの練習にもなるし、曲をただかけ流すだけでも日本語インプット量を増やすことができます。一石三鳥くらいのメリットがあります。
CD2枚+歌詞本を買うと約1万円(ダウンロード版なら8,300円)になりますが、かなりの頻度で数年間使ったことを考えれば、うちの場合は買っても十分元は取れましたね…。
↓上がCD、下がダウンロード版です。
『小学館 ことばのえじてん』

こちらの『小学館 ことばのえじてん』は、就学前に身につけておきたい言葉約3100語が、例文・イラスト・解説付きで収録されています。すべての言葉にイラストが付いているのでとてもわかりやすいです。
イラストを見せながら読んであげれば、ひらがな・カタカナがまだ読めないお子さんでも、語彙を増やしていくことができます。
ちなみに、この絵辞典では順番が「言葉→例文→言葉の意味」と、例文が意味より先にきています。使っているうちに慣れはしましたが、やはり「言葉→言葉の意味→例文」の方がいいと思うのですが。

就学前は辞典として使っていましたが、息子の日本語インプット源が私とテレビだけなので語彙に偏りがあるだろうと思い、小1~小2にかけて語彙集としても使いました。毎日見開き2ページ分(2周目は3ページ)を一緒に読み、7カ月ほどかけて1周、6カ月ほどで2周目を完了しました。
- あいまいに理解していた言葉の意味をはっきり理解する
- 言葉を目にすることで、息子自身が自分の言い間違いを認識する
- 息子がよくわかってない・知らない語彙を私が把握できる
のにも役立ちました。
ただ、2周で終わりにしてしまったのは失敗だったと思っています。
この絵辞典に収録されているのは「就学前に身につけておきたいことば」となっていて、覚えなくても問題ない言葉というのはほとんどありませんが、息子は使えてない・わかってない言葉がまだかなりあります。
基本的な言葉が身についてないと、語彙を増やすのもうまくいきません。言葉の意味をわかりやすく説明しても、説明に使う簡単な言葉すらわからない、となることが多いからです(経験済)。
絵辞典は他にもあるのでこれでなくてもいいですが、就学前のなるべく早い時期から使い始め、収録されている言葉をマスターできれば、語彙力があることで就学後の学習もスムーズに進むと思います。
最後に
以上、就学前に使い始めてよかったものでした。
童謡CDは楽しく歌いながら日本語に親しめるし、絵辞典は収録語すべてイラスト付きなので、未就学児にもとてもわかりやすいです。どちらもとてもおすすめです。
それでは、また!
