こんにちは、いずみです!
お子さんは何か習い事をやっていますか?
息子はスポーツ1つ、楽器1つの2つだったんですが、もう1つ習い事を増やしてしまったことで、日本語学習がピンチに陥るという経験をしました。
今回はその件について書きたいと思います。
増えた習い事
本人の希望で、息子は今年の4月からピアノを習い始めました。
それから4カ月後、小3にあがったタイミングでクラリネットが加わりました。
息子の学校には、放課後に希望者を対象としたクラブのようなもの(週1、有料)がいくつかあります。
運動系と音楽系があり、音楽系はリコーダー、クラリネット、ドラム。
今年、息子はクラリネットをやりたいと言い出しました。
一番の動機は、息子と一番仲のいい子がやると言ったからだと後から判明しましたが、楽器自体も気に入っているようでした。
私も夫も、正直「うーん…」という気持ち。
まず、ピアノをやっているし、楽器は一つで十分だと思うこと。
そして、「どっちもちゃんと練習できるの?(やらなそう…)」と思いました。
ピアノだって、あれほどやりたがって始めたけれど、練習は好きじゃない。最低限の練習(1日15分)にもぶつくさ言う始末。
でも結局、「息子が何かをやりたいという気持ちは大切にしたい」などと思ってしまい、「ピアノもクラリネットも毎日ちゃんと練習する」ということを条件に、クラリネットのコースに参加するのをOKしました。
これで息子の日課は、日本語学習(15~20分)、ピアノの練習(15分)、クラリネットの練習(10分)となりました。
ただ、「毎日ちゃんと練習する」と約束したとはいえ、そこはまだ小3男子。
ピアノの時と同様、最初から自発的には練習しないだろうと思ったので、日々の練習がルーティンになるまではサポートしてあげて、1~3カ月ほどで軌道にのるだろうと思っていました。
ところが…。
うまくいかない…
クラリネットが増えてしばらくすると、なんと日本語学習とピアノの練習までうまくいかなくなりました(想定外‼)。そして、そのことがすごく私のストレスになってしまいました。
最初の時期を乗り切れば、「日本語学習+ピアノ+クラリネット」が日課として定着するだろうと思っていて、息子が練習を嫌がっても数か月は余裕で待てると思っていました。
…が、3カ月経つ前に私のイライラが頂点に達してしまいました。
練習しようとしない息子に想像以上に腹が立った
自分が8~9歳の頃のことを思い返してみても、約束したからといってそれをきっちり守るというのは自力ではできないことが多かったです(犬を飼ってもらうために「私が毎日散歩に連れていく!」と約束したけどやらない、など)。なので、ある程度の年齢までは、息子が約束を守れるようにサポートしようと思っています。
でも、練習をやりたがらず、練習するように促すと文句を言う息子に日々接しているうちに、私の我慢の限界が思ったより早くきてしまい、3カ月どころか1カ月も経つ前に、息子に対して平常心を保つのが難しくなってしまいました。
息子と険悪な雰囲気に…
息子に毎日イライラし、かと言ってクラリネットをやめさせることもできず(途中でやめても費用は返金されないため)、最初の方は練習するように穏やかに促していたのも、徐々にトーンがとげとげしくなっていき…。息子も私のイラつきを感じて反発し、私と息子は衝突することが多くなってしまいました。
日本語学習・ピアノの練習にも影響が出た
息子的には「毎日やることが多過ぎる!」そうで(あなたがやると約束しましたけど?)、「しかも、ママが『クラリネットの練習は?』ってうるさい」から(いや、練習するって約束だったよね??)、ついでにピアノの練習も日本語学習も嫌になってきた、ということのようでした。
日本語学習は、これまでドリルのレベルが上がった時などにブーブー言うことはあっても、息子が「日本語の勉強をする」という根本的な部分に疑問を持つことはありませんでした。なのに、ある日はとうとう「4年生になったら日本語(の勉強)をやめようかな」とまで言い出し…。
習わせる必要もなかったクラリネットを始めたせいで、うまくいっていた2つまでダメになりかけている…。さんざん試行錯誤し、苦労してルーティンにできた日本語学習の習慣が崩れかけたことは、私にとって特にストレスになりました。
どうする?
夫と話し合ったところ、夫は「そんなにしんどいんだったら、クラリネットを練習させるのはあきらめたら?日本語学習とピアノの方が大事だし」と。「こっちはクラリネットもルーティンにしようと頑張ってるのに、簡単に『あきらめたら?』とか言わないでよ!」とも思いましたが、実際うまくいってないし、私も限界。
というわけで、クラリネットに関しては息子が練習しなくても私たちは何も言わない、そしてクラリネットをやるのは3年生の終わりまでとし、4年生からは続けさせないことにしました。
「家で練習しないなら、高い費用を払って楽器を習わせるということはうちはしない」ということは息子に伝えてあります。
学年末には学校で音楽会があり、クラリネット組も全校生徒の前で演奏するので、日頃コツコツ練習しないと後々困るかもしれませんが、それも本人の経験と割り切ることにしました。
4カ月が経過して
息子がクラリネットを習い始めて約4カ月が経過し、変わってきたことがあります。
●モチベーションがアップしたことでピアノの練習を嫌がらなくなった
1カ月ほど前(=ピアノを習い始めて半年後くらい)から、先生から練習用に渡される曲で息子的に楽しいと思えるものが増えてきて、息子は以前よりはピアノの練習に身が入るようになりました。
最近は、先生がクリスマスの曲も何曲か渡してくださったので、クリスマスソングが大好きな息子は、練習時間と決めてある時間以外にもピアノを弾くことが増えました。
というわけで、時間がたち、楽しいと思える曲を弾けるようになって息子のモチベーションが上がったことにより、ピアノの練習を嫌がることはなくなりました。
●日本語学習も平常運転に
私が「クラリネットを練習させること」をあきらめ、イライラしなくなったからだと思いますが、日本語学習の時間も以前のように平和になりました。
最後に
というわけで、今回は習い事を増やしてしまったことで日本語学習が危機に陥ってしまった経験談でした。
以下が原因だったと思います。
- ピアノの練習が完全にルーティン化する前にクラリネットが始まってしまった
- 息子の練習しなさ度合いが私の予想を超えていた
- 許容範囲と思っていたクラリネットの費用が、息子が練習しないと高額&痛い出費に感じられ、イライラに拍車がかかった
タイミングが選べればよかったのですが、クラリネットのコースは「途中参加は不可」ということだったので、これはどうしようもありませんでした。
こうして書いてみると、私がイライラせずに2~3カ月待てていれば、息子と険悪になることもなく、クラリネットも無事ルーティンになっていた気がしますが、クラリネットは「(費用は)安くはないけど、ちゃんと練習するならいいよ」という条件でOKしたので、約束を守ろうとせず文句まで言う息子にイライラが募りました。
今はこの問題は解消しましたが、かなり悩んだし、親子関係が険悪になると日本語学習はできないと実感した一件でした。
今後、息子が別の習い事をすることがあるかわかりませんが、もしそうなった時は慎重にいきたいと思います。
それでは、また!