【ドリル】『くもんの小学ドリル 2年生文しょうの読解』の感想

教材

こんにちは、いずみです!

くもんの小学ドリル 2年生文しょうの読解というドリルを終了しました。

去年は文章読解のドリルを計3冊やりましたが、今年はもっとやりたいと思いドリルを増やしました。そのうちの1冊です。

今回はこのドリルの感想を書きたいと思います。

このドリルの作りと特徴

このドリルは以下のような作りになっています。

  • 問題は44回分。1回分は1枚(表と裏)で、問題は2~8問
  • 「読解のポイントをおさえる練習問題 ⇒ 長文問題」という作り
  • 文章の種類は「童話」「説明文」「詩」
  • 「学しゅう記ろくひょう」とシール付き

「読解のポイントをおさえる練習問題 ⇒ 長文問題」という作り
すべてが長文問題ではありません。44回分のうち、長文問題は11回+詩の問題が1回となっています。
ドリル全体を通して、まず練習問題をしばらく(4~6枚)やって読解のポイントを学習し、それから「かくにんドリル」という長文問題1枚をやる、という流れになっています。

たとえば、「どう話の読みとり(1)」では、「だれがのことば」を理解するための練習問題が6枚続き、それから「かくにんドリル」というページで長文問題1枚に取り組むようになっています。

練習問題

「かくにんドリル

ドリルの最後にある「答え」は解答のみで、保護者向けのアドバイスなどはありません。子供が自分で答え合わせできるようになっています。半分以上は答えのみ、3分の1くらいについては「ポイント」としてヒントや説明が書かれています。

ドリルの使い方

ドリルは以下のように使いました。

  • まず文章の題名と文章を息子が音読する
  • 文章中にわからない言葉があれば蛍光ペンでマークする。わからない言葉は私が辞書を引いて説明する
  • 息子が問題を解く
  • 私が丸付けと、必要であれば説明をする

文章読解のドリルは語彙を増やす目的でも使っているので、息子が文章を音読したらわからない言葉があるか確認し、あれば辞書でひいて説明してから、息子が問題を解くようにしました。

画像を見せた方がわかりやすく記憶にも残りやすいだろうと思う言葉に関しては、インターネットで検索して画像を見せるようにしています。

学校のある平日は1日に1枚やりました(※土日祝日など学校がない日は2枚)。

使ってみての感想

以下、ドリルを使ってみての感想です。

●一冊の最初と最後で難易度にかなり差がある
最初の方と最後の方では難易度にかなり違いがあると感じました。

最初の方は「簡単、簡単~♪」と鼻歌まじりにドリルをすすめていた息子ですが、最後の方は「わからない!」となっていました。最後の「しんだんテスト」のいくつかは、息子にはかなり難しかったようです。

●状況がわかりにくい問題も
41「わたしはおねえさん」は、2人の登場人物の状況がわかりにくいと思いました。冒頭、すみれちゃんが不機嫌な様子が読み取れますが、かりんちゃんがぐちゃぐちゃの花の絵を描いたからといって、なんですみれちゃんが怒っているのか?

裏面の欄外(下の写真左端のからし色っぽい部分)に解説があり、「すみれちゃんはノートにらくがきされたと思って、なきたいし、おこりたい気もちになったんだね」と書かれています。


「かりんちゃんがぐちゃぐちゃの花の絵を描いたのはすみれちゃんのノートだった」という情報があってはじめて、すみれちゃんが不機嫌な理由がわかりますが、そのことが読み取れる部分は文章中にはありません。

問題自体はこの情報がある・ないに関係なく解けますが、状況がわかりにくい文章を読むのはストレスなので、冒頭に注意書きとして状況や登場人物についての短い説明があればいいなと思いました。

最後に

以上、『くもんの小学ドリル 2年生文しょうの読解』の感想でした。

練習問題で読み取りのポイントを学習 ⇒ 長文問題に取り組む、というタイプの文章読解ドリルです。

子供さんがどのくらい国語が得意かにもよるでしょうが、ドリルの最初の方と最後の方では難易度に差があると感じたので、このドリルをやるなら2学期以降がいいのではないかと思いました。

それでは、また!

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