こんにちは、いずみです!
『くもんの小学ドリル 1年生かん字』を使い終わったので感想を書こうと思います。
※わが家は海外在住、日本語補習校には通ってなくて、家庭学習(国語)のみ行っています。
漢字学習は下記の取り組み方をしています。
・漢字ドリルは1冊だけ使用&何周もリピート
・漢字を「読む」と「書く」に分けて学習
『くもんの小学ドリル 1年生かん字』を選んだ理由
息子が小2になって半年が過ぎた頃、それまでの半年間学んできた(はずの)漢字をほとんど覚えてないこと、さらに、仕上がっていると思っていた小1漢字の方も、読めない字がたくさんあることに気がつきました。
幸い、息子は「読み」と「書き」を同時にやらず、別々に学習する方法が合っているようで、この方法に切り替えてから、3分の2ほど覚えていなかった小1漢字の読みを1カ月ちょっとでマスターすることができました。
なので、うちの場合は、「読みと書きを別々に学習するのに適したドリルか?」というのが、漢字ドリルを選ぶ際に一番重要な基準になっています。くもんのこのドリルなら、その方法で漢字学習をスムーズに進めることができるので、それがこのドリルを使っている一番大きな理由です。
このドリルの作り
このドリルは特別な漢字ドリルではなく(良い意味で)、オーソドックスな1冊という感じです。
- 最初は漢字練習のページで、2~4つの漢字を学習。読み方の他、漢字の成り立ちについてイラストと説明がある
- 裏のページは上下に分割されていて、上半分は「読み」の確認、下半分で「書き」の確認をする
- 新出漢字5~8つごとに「かくにんドリル」というページがあり、表の面で読み、裏面で書きの確認をする
- ドリルの最後に「まちがえやすいかんじ」(計4ページ)と「しんだんテスト」(計6ページ)があり、全部の漢字の確認テストをする
- 漢字カード付き
漢字を書き込んで練習するスペースは少ないですが(2マス分だけ)、その分、漢字の成り立ちや、その漢字を使った熟語にスペースが割かれています。
このドリルの良い点
以下が、この漢字ドリルをよいと感じる点です。
- 読み・書きの確認ができる
- 漢字の成り立ちの説明がある
- 小テスト(かくにんテスト)が頻繁にある
- 難しいと思われる熟語には、横に意味が書かれている
・漢字の成り立ちの説明がある
これはすべての漢字ドリルに入っているわけではない要素。うちの息子はほとんど見ていないのですが、漢字の成り立ちを知ることが、漢字を覚えるとっかかりになる子もいると思うので、これが含まれているのはいいと思いました。
・小テスト(かくにんテスト)が頻繁にある
漢字5~8つ(4ページ)ごとに確認テストがあるので、時間がたちすぎて忘れてしまう前に思い出すことができます。
・難しいと思われる熟語には、横に意味が書かれている
多くの子にとっては漢字学習だけでもめんどくさいと思うので、「わからない言葉の意味を辞書で調べる」という追加の負担が生じないように、漢字学習に集中できる工夫がされているのはありがたいです。
あと、これは好みの問題ですが、うちの子にとってよかったのは、2~4個の新出漢字の学習が1枚(2ページ)で完了する点。例えば『徹底反復 一年生の漢字』というドリルの場合、1ユニットに8つの漢字が入っていて、1ユニットの学習が終わるのに8ページかかります。
小1で習う漢字80字がいくつごとに区切られているかの違いですが(くもんは26分割、徹底反復は10分割)、うちの子の場合、1枚(2ページ)単位で完了するくもんのドリルの方がストレスがないです。
『くもんの小学ドリル 1年生かん字』に関して、不満な点は特にありません。
どういう子・どんな使い方にこのドリルは合う?
漢字学習に必要な要素がしっかり盛り込まれていて、この1冊をリピートすれば十分だと思えるので、個人的には非常によい漢字ドリルだと思うしとても満足しているので、次(小2)もこの漢字ドリルを使つもりで購入済みです。
とは言え、家庭学習系のブログなどを見ると、『くもんの小学ドリル 〇年生かん字』以外のさまざまな漢字ドリルも「イチ押しの漢字ドリル」という感じでおすすめされています。
うちの子にも合わないドリルがありましたが、そのドリルが合っているという子供さんもたくさんいます。使い方や、漢字学習のなかでもどういう部分を強化したいか、子供の性格などによって、その子にとって最適な漢字ドリルは違ってくるんだなと思います。
「読みはできるので、もっと書きをできるようにしたい」というふうに、特定の強化したい部分があるのなら、他にもっとその目的に向いた漢字ドリルがあるのかもしれません。
でも、
- 漢字ドリルは1冊だけ使いたい
- 読みも書きもバランスよく学習できる漢字ドリルがいい
- 読みと書きを別々に学習する方法をとりたい
など、ニーズがわが家と似ているご家庭には、このドリルは非常におすすめだと思います。
それでは、また!