こんにちは、いずみです!
日本語学習が少し大変になってきて、しばらく学習メニューについて考えたり、試行錯誤していました。
今回は、日本語学習が大変になった理由や対策などについて書きたいと思います。
問題
日本語学習が大変になった原因は3つあります(環境面と学習内容)。
①習い事の回数が増えて、帰宅時間も遅くなった
②文章読解の内容が難しくなった
③学校の成績が落ちてきた
①習い事の回数が増えて、帰宅時間も遅くなった
2カ月ほど前から、息子の習い事の回数が週2回から週4回に増えました。加えて、帰宅時間が遅い日も増えました。
去年(※)と違って、今回習い事の回数が増えたのは納得しているので良いのですが、帰宅後に使える時間が少なくなったことと、習い事の後は息子が疲れていることで、今までと同じ学習メニューをこなすには工夫が必要になりました。
②文章読解の内容が難しくなった
少し前に小2の文章読解ドリルが終わり、小3のドリルに進んだのですが、文章中に息子の知らない言葉が一気に増えました。文章中のわからない言葉は、以前は0~5個くらいでしたが、小3のドリルに入ってからは6~7個が普通、多いと15個という時もありました。「文章の内容を(ほとんど)理解できてないな」と感じることも時々あります。
ちなみに、小3のドリルでは、物語文はともかく説明文の内容のレベルがあがった印象です。説明文はこれまで動物や植物の生態についてがほとんどで、それも息子が経験や知識としてすでに知っていたり想像しやすい内容だったこともあって、理解しやすかったと思います。小3のドリル(※学研の文章読解ドリルの場合)では、たとえば「なっとう菌」「台風が発生する仕組み」「惑星や衛星」「数学で使われる記号」といったテーマで、語彙だけではなく内容も難しくなったと感じます。
③学校の成績が落ちてきた
息子は現地校に通っているのですが、今まで成績は特に問題なかったので、家では日本語学習に集中することができていました(宿題を出さない方針の学校です)。ところが、3年生の前半では国語(=ドイツ語)の成績が下がっていました。息子の進学先の第一希望として考えている学校は成績がかなりよくないと入れない可能性が高いし、そのことを別にしても、国語力はとても重要だと思うので、夫も私も「ヤバイ!!」と危機感を持ち、ドイツ語は家庭学習をすることにしました。そんなわけで、今までのように日本語学習だけというわけにはいかなくなったのですが、息子は「やること多過ぎ!」と文句ブーブーです。今までが少なすぎただけなんですけどね…。
対策
というわけで、対策を考えました。
●朝学習の導入
19:00過ぎに疲れて帰ってきて日本語学習をやるというのは大変なので、スポーツの習い事がある日はピアノの練習か日本語学習(の一部でも)を登校前に済ませることにしない?と息子に提案しました。息子も了承してくれましたが、やったりやらなかったりでまだ定着はしていません。
●わからない言葉はメモアプリに登録して時間短縮
これまで、文章読解ドリルや漢字ドリルをやっていて息子の知らない言葉が出てきた時は、その場で辞書をひいて説明していました。でも、わからない言葉が多くなった今、そのやり方だと学習が終わるまでにかなり時間がかかってしまうし、息子の集中力ももちません…というか聞いていません。なので、ドリル中の息子が知らないと思う言葉を洗い出し、あらかじめ意味を調べてメモアプリに登録することにしました。結構な数の言葉の意味調べと登録作業は面倒ではありますが、瞬時に教えてあげることができるようになったし、単語帳として繰り返し使えるというメリットもあります。
アプリはGoogle Keepを使っています。
あとは、息子がすごく疲れているなと思ったら通常の学習メニューの半分でいいことにしたり、臨機応変に対応することを心掛けています。
最後に
こんな状況ですが、息子はなかなか頑張っています。
文章読解ドリルをやっている時に「わからないよ~!」とプチ癇癪を起こすことはたまにありますが、疲れていたり、わからない言葉がたくさんあったりする中で、頑張ってよく日本語学習(特に文章読解)に取り組んでいるなぁと思います。
今年度に入って「息子がいつまで日本語学習に取り組んでくれるかわからない」と感じることがあったので、限りある時間を最大限有効に使いたいと思っていました。ところが、習い事の回数が増えたり、ドイツ語の家庭学習が必要になったりで日本語学習はますます厳しい状況に…。それで結構へこみましたが、今は「いけるところまでいこう」という気持ちでやっていこうと思っています。
それでは、また!