こんにちは、いずみです!
今回は、小3前半の間の日本語学習を振り返りたいと思います。
日本語補習校なしの家庭学習で、どんな教材を使って、どれくらいやったか(量・時間)、学習の成果はどうかなど具体的に書きます。
目次
●学習の頻度
●学習時間帯
●学習メニューと使った教材
●1回の学習量と学習にかかる時間
●学習の工夫
●変えたこと(小2→小3前半)
●気付きなど
●最後に
学習の頻度
家での学習は、クリスマスやお正月も含め、基本的に毎日行っています。
病気の時と旅行中は日本語学習はお休みです。
※土日祝日と長期休みの間は、平日メニューを2セット行っています(午前と午後)。
学習時間帯
以前と変わらず、「学校から帰宅後、遅くても18:00までに始める。18:00までならいつ始めてもいい」という約束ですが、息子は帰宅後おやつを食べて16:30頃には始めます。
あと、「学習が終わっていてもテレビを見るのは17:00から」としています。これは息子が以前、テレビを早く見たくて学習を雑に早く済ませようとしていたためです。
学習メニューと使った教材
学習メニュー
漢字 + 文章読解 + 言葉のきまり
息子に身につけてほしいスキルの習得に集中するため、必ずしも必要ではないと思ったドリル(作文など)は学習メニューから外し、漢字(読みだけ) + 文章読解 + 言葉のきまりにしぼりました。
使った教材
漢字 | くもんの小学ドリル2年生かん字 | くもんの小学ドリル3年生漢字 | ||
文章読解 | 毎日のドリル 小学2年文章読解(学研) | 毎日のドリル 小学2年もっと文章読解(学研) | くもんの小学ドリル 2年生文しょうの読解 | 小学2年生 文章読解にぐーんと強くなる(くもん) |
言葉のきまり | 毎日のドリル 小学2年言葉のきまり(学研) |
※小3の前半で使った教材について詳しくはこちら。
1回の学習量と学習にかかる時間
1回の学習量
●漢字学習: 5~10分で終わる量
●文章読解/言葉のきまり: ドリル1枚
学習にかかる時間
●平日: 15~20分ほど
●土日祝日: 15~20分×2セット=計30~40分ほど
その日の息子の疲れ具合やドリルの内容などによりますが、1回にかかる時間は小3前半終了時点で10~25分の間です。
15分程度で終わる内容を心掛けていて、実際15~20分の間で終わることがほとんどです。ドリルの内容が簡単で、集中してできれば10分もかからず終わることもたまにあります。ただ、気が散ったり疲れていてだらだらやるとたまに25分ぐらいかかることもあります。
学習の工夫
以下、学習の際に気をつけたことです。
●苦手な学習は途切れさせない
息子は文章読解ドリルを非常に嫌がっていて、最初の頃は「文章を読むのが面倒くさい」「答えを書くのがイヤ」てな調子で文句を言いっぱなしでした。でも、息子の場合は半年ほどでようやく文章読解ドリルをやることに慣れ、学研の『もっと文章読解』など、文章量の多いドリルにも抵抗なく取り組めるようになりました。
ところが、文章読解ドリル終了後に作文ドリルを1冊やり、その後文章読解を再開したことが一度あったのですが、文章読解をやらない状態にまた慣れてしまった息子は大ブーイング。しばらく大変でした…。それ以来、文章読解は毎日途切れなくやることにしました。
最初はこんな量からスタートしました(『小学1年国語 文章読解(早ね早おき朝5分ドリル)』)。
8か月後には1回分がこれくらいの量のドリルに普通に取り組めるようになりました。
●一部のドリルは口頭で行った
負担軽減のため、言葉のきまりは基本的に書かずに口頭で行いました。言葉のきまりを理解してくれればいいので。
変えたこと(小2→小3前半)
●息子にとって必要度の低い学習をやめた
息子の小学校卒業まであと1年半。そろそろ次の学校を考える時期になりました。どの学校に通うにしても、通学に今までよりずっと長い時間がかかるなど、卒業後息子の生活は大きく変わります。小学校卒業のタイミングで日本語学習は終了となってしまう可能性も現実味を帯びてきました。そこで、限りある時間を最大限有効に使うため、息子に習得してほしいスキルを身につけるための学習にしぼることにして、漢字の書きなども思い切ってやめました。
●TV視聴時間を増やした
小3の前半ではTV視聴時間を増やしました。
ドイツ語のインプット量に比べると、日本語のインプット量が圧倒的に少ないためです。
子供の適切なTV視聴時間には諸説あるようですが、うちは今まで平日も土日祝日も40分としていました。今は平日50分、土日祝日60分にしています。
増やした時間で見ていいのはアニメではなく、NHK for schoolの番組の中から1つ。
NHK for schoolの番組は10分で終わるものが多いので、平日1番組、土日祝日は2番組(20分)見ていいことにしました。
気付きなど
以下、気付いたことなどです。
- 語彙力のなさを把握できてなかった
- 読解力が育ってきた
- マンガに興味を持ち始めた
●語彙力のなさを把握できてなかった
語彙の学習のために購入した『まんが 10歳までに覚えて差がつく 言葉大辞典1070』に目を通して、息子(9歳半)は収録されている1070語の99%の言葉を知らないという衝撃的な事実に気が付きました。小学生の必須語彙を99%も知らない状態では「マンガを読めるようになる」という目標すら危うそうなので、小3後半では語彙力アップのための勉強を学習メニューに組み込む予定です。
●読解力が育ってきた
うちは文章読解のドリルを学習に取り入れたのが小2の後半という遅いスタートでしたが、半年ほどたつとあんなに嫌がって文句言いながらやっていた文章読解ドリルを、息子は普通にこなせるようになりました。
●マンガに興味を持ち始めた
これまでは、買ってあげたマンガもパラパラとめくって絵を見ているだけという感じだったのですが、最近は前よりはちゃんと読むようになりました。
ちなみに、息子はマンガすら「読んでー」と持ってくるので「本は(まだ)読んであげるけど、マンガは自分で読んで。絵がたくさんでわかりやすいんだし」と以前は言っていたのですが、そうすると息子はマンガも放置。なので、結局マンガも読んであげることにしました。
何回か読んであげると内容が頭に入るので読むことに対するハードルが下がるのか、その後自分でも読むようになったので、今のところはまあいいかと思っています。
最後に
この半年の間に、息子がいつまで日本語学習に取り組んでくれるかわからないと思ったことで、より効率的な学習内容を意識するようになりました。
小学校卒業までの1年半で、語彙力・読解力をできるだけ伸ばせるような取り組みをしていきたいと思っています。
以上、小3前半の日本語学習の振り返りでした。
それでは、また!