【語彙】『まんが10歳までに覚えて差がつく 言葉大辞典1070』の感想

教材

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こんにちは、いずみです!

うちの息子は語彙がかなり…というかものすごく貧弱だということに最近気が付きました。

わが家は「まんがを問題なく読める程度の日本語力をつける」を目標にしているのですが、知らない言葉が多過ぎるとそれすら危うそうです。

息子の日本語インプット源は、「私(母親)との会話」「日本語学習」「読み聞かせ」「テレビ」ですが、どうやらこれでは全然足りないもよう。

というわけで、語彙力アップに取り組むことにしました。

今回は、語彙力をつけるために購入したドリル類のうちの1冊、『まんが10歳までに覚えて差がつく 言葉大辞典1070』(西東社)について書きたいと思います。

『まんが10歳までに覚えて差がつく 言葉大辞典1070』の内容

  • 1070の言葉を収録
  • 全部で5章に分類
  • 言葉 + 意味 + 例文 + まんが

『まんが10歳までに覚えて差がつく 言葉大辞典1070』はページ数400ページで、かなり厚みがあります。

慣用句・ことわざ・故事成語・四字熟語を含む1070の言葉が収録されていて、以下の5章に分類されています。

【1章】気持ち・感覚にまつわる言葉

【2章】性格・才能にまつわる言葉

【3章】行動・思考にまつわる言葉

【4章】ようす・程度にまつわる言葉

【5章】人生・社会にまつわる言葉

基本の構成は、言葉・意味・例文・まんが(1~4コマ)で、さらに類義語・反対語や、言葉の理解に役立つコラムがついていることが多いです。各ページの一番下には言葉に関するクイズがあります(323問)。

他に、言葉遊びや言葉パズルのページもあります。

実際に読んでみての感想

以下、実際に読んでみて感じたことです。

●まんがのおかげでとっつきやすい

息子が自分からこの本を読むことはないですが、読んであげると嫌がりはしないし、まんがのお陰で「勉強している」という意識は持たないようです。

●情報量が多い

言葉の意味・例文・まんがの他に、補足情報やコラム、クイズなどがあります。読むことが好きな子や国語好きな子は苦にならないかもしれませんが、そうでない子にとってはこの情報量の多さはしんどく感じられるかも、と思いました。

●使える・知っているべき言葉がほとんど

最後の索引にすべての言葉が載っているのでチェックしてみましたが、収録されている言葉の中に「これ使わないよね」「知る必要ないよね」と思う言葉はあまりなく、ほとんどが知っているべき言葉ばかりだと感じました。

わが家の使い方

実は、『まんが10歳までに覚えて差がつく 言葉大辞典1070』を1年以上前に購入したものの、その後使っていませんでした。

レビューを見ると、「子供が楽しんで読んでいます!」というような方もいてうらやましい限りですが、うちの息子は読んでくれず…。

でも、今回改めて見てみて、やはり内容はいいと思ったので現実的な使い方を考えてみました。

●読んであげる
息子一人では読んでくれないので、読んであげることにしました。

すきま時間に読む(毎日)

日本語学習の時間は漢字学習など他のことに使いたいので、この本はすきま時間に少しずつ読むことにしました。朝、学校に行く前の時間に見開き2ページと、寝る前に1~2ページ、もしくはそのどちらかの時間に読んでいます。息子が「もっと読んでー」と言う時は4ページくらい読むこともあります。

400ページありますが、クイズのページなどを除いて、まんがで語彙を学習するページだけだと324ページでした。毎日見開き2ページをやれば1年間で2周、4ページなら4周できる計算になります。

最後に

以上、『まんが10歳までに覚えて差がつく 言葉大辞典1070』についてでした。 

一通り目を通してみましたが、9歳半の息子には収録されている1070語の99%が未知の言葉(=見たことも聞いたこともない)という印象です。ひ~~~~~~~。

この1070語は、日本で学校に通っている小学3年生なら、おそらく(程度の差こそあれ)何割かは身につけているんじゃないかと思います。国語が苦手な子でも、99%わからないというのはなさそうです。

日本に住んでなくて日本語補習校にも通ってない息子の語彙が貧弱なのはしょうがない、と思っていた部分がありますが、今の状態をそのままにしておくと、いずれまんがすら読むのが嫌になりかねません。

これに出ている言葉は知っておくべき言葉がほとんどという印象なので、時間がかかっても、使える/意味がわかる状態に仕上げたいと思います。

それでは、また!

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