はじめまして、いずみといいます。
夫(ドイツ人)と子供と3人で、ドイツで暮らしています。
息子は日本語補習校には通っていないので、家庭でバイリンガル教育に取り組んでいます(現在5年目)。
バイリンガル教育を始めたのは息子(2015年生まれ)が5歳半の時で、それまでは会話以外は何もしていませんでした。学習が毎日の習慣になったのは7歳から。ちなみに、7歳時点ではひらがな・カタカナも習得し終わっていませんでした。
バイリンガル教育の方針
- できる限り長く続けたい、でも強制はしない
- 学習は「短時間 x 毎日」
- 到達目標は「日常会話ができること」+「まんがや本を読めること」
息子が生活しているのはドイツなので、日本語よりドイツ語をしっかり育てることや現地校での勉強が重要だと思っています。この環境(両親の母国語が異なり、父親の国で暮らしている)は息子が選んだわけではないし、日本語学習を息子に強制する理由は私には思いつきませんでした。でも、できれば日本語も身につけてほしい。
そこで悩んだ末に考えついたのが、「息子がやめたいと思わないような学習メニューにする」ということでした。日本語学習が息子の負担にならないことを意識していて(5分からスタートして現在は20分程度)、ご褒美も使っています。
ブログで発信したいこと
- わが家で学習に使った教材のレビュー
- 効果のあった学習方法や工夫、経験談
私が今までバイリンガル教育をしてきて一番大変だと感じたことは、日本語教師/学校の先生でもない私が、ゼロから手探りで学習メニューを作り上げないといけなかったことでした。試行錯誤と改善を繰り返し、まずまず納得のいく学習メニューと教材のラインナップが決まったのは丸4年が過ぎてからです。
これまでの日本語学習を振り返ると、経験のなさゆえに無駄なことをしたり、迷走したり…。経験値が上がるにつれ、「このことに前から気付いていたらもっと時間を有効に使えたのに!」とよく思うので(毎年思ってます…)、自分の経験が他の方の役に立てばと思いブログを始めることにしました。
バイリンガル教育を始めてまだ5年目ですが、現在進行形で取り組んでいるので、どんな問題にぶつかったか、それらにどう対応・解決したかなどについて具体的にレポートすることができます。バイリンガル教育を終えている方々に比べると経験値は低いですが、新鮮な情報を提供できるという点でお役に立てるのではないかと思います。
日本語学習には市販の教材(ドリル)を使っています。使った教材について、どの教材をどんな目的で使ったかや、実際に使ってみての感想などを書いています。息子に合わなかった教材が合うお子さんもいると思うので、教材の特徴や感想はできるだけ客観的に書くように心掛けています。
わが家で日本語学習に効果のあった方法や工夫、逆に効果がなかったことなどについても書いていきます。
最後に
短時間でしかも効果がある学習メニューを作るのに試行錯誤を重ねました。時間もかなり無駄にしました。なので、下敷きになるものがあってそれをアレンジするのであれば、かなり時間や労力を節約できると思います。
半年ごとに書いている「日本語学習の振り返り」という記事では、わが家の学習メニューについても書いているので、よかったらそれをお子さんや目指すレベルに合わせてアレンジしていただければと思います。
少しでも、バイリンガル教育に奮闘されているみなさんのお役に立てれば幸いです。
お互い頑張りましょう!

