【ドリル】『小学1年国語 文章読解(早ね早おき朝5分ドリル)』の感想

教材

こんにちは、いずみです!

『小学1年国語 文章読解(早ね早おき朝5分ドリル)』(Gakken)というドリルを使い終わりました。
今回はこのドリルの感想を書きたいと思います。

※わが家は海外在住、日本語補習校には通ってなくて家庭学習(国語)のみ行っています。

『小学1年国語 文章読解(早ね早おき朝5分ドリル)』を選んだ理由

息子にはなるべく早く読書を楽しめるようになってほしいと思っています。
でも、実際には、小2後半の現在も本は読み聞かせてもらうのが好きで、自分で読むということはほとんどありません。

本を読むことで自然に読解力や語彙力がつけば、と思っていたのですが、それを待っていたらいつになることやら。というか、「その時」が来そうな気配がまったくありません。
そこで、どうして息子が本を読みたがらないのか考えてみたのですが、「読む力がないから嫌なのかな?」と思いました。

日本で学校に通っていれば、本が嫌いでも少なくとも授業で教科書は読むので、それだけでもかなりの量を日常的に読んでいることになりますよね。うちは今まで読解力をつけるような学習はまったくしてなかったことを考えれば、本を読むのが億劫なのはむしろ当然かも。
それなら、読解力がつけば本を読む気になるかと思い、文章読解のドリルを毎日の学習に加えることにしました。

息子は現在小2の後半なのですが、文章読解のドリルは初めてなので、1年生のドリルから始めることに。
「文章を読み慣れていない息子でも取り組みやすい、簡単なもの」という基準で探したところ、「1日たった5分で取り組みやすい」という謳い文句のこのドリルを発見しました。
アマゾンで中身をチェックしたところ、たしかに文章が短く、これなら息子でも大丈夫そうと思い購入しました。

 ※他に購入した文章読解のドリルはこちら。

このドリルの作り

このドリルは以下のような作りになっています。

  • 問題は60回分。内容は「だれがどうするをよみとる」「ようすをよみとる」「気もちをよみとる」「だいじなことをよみとる」「こそあどことばをよみとる」「りゆうをよみとる」がそれぞれ8~10題、「そうごうもんだい」が6題。
  • 文章は3~6文で構成されている
  • 問題は2~3問
  • 「達成シート」とシール付き

1枚の表の面が問題文と問題。裏の面は、表の面に出てきた漢字を練習するスペースと、前日の起床・就寝時間を書く欄、勉強・読書・お手伝いができたかのチェック欄があります。

ドリルの使い方

うちでは以下のような使い方をしています。

  • まず文章の題名と文章を息子が音読する
  • 文中にわからない言葉があれば蛍光ペンでマークする。わからない言葉は私が辞書を引いて説明する
  • 息子が問題を解く
  • 私が丸付けと、必要であれば説明をする

わからない言葉が出てきたら調べるようにしていますが、これは今のところ私がやっています。いずれは、わからない言葉は自分で辞書を引いて調べるようになってほしいですが、今の段階でそこまで要求するのは無理があるためです。

「早ね早おき朝5分ドリルの使い方」として、裏のページのスペースに「表の文章に出てきた漢字を繰り返し練習しましょう」となっているのですが、うちはこれは省略。漢字学習は別にやっていて、それで十分だと思うので。 

平日の学習量は2枚で、小2の息子の場合、だらだらやらなければ、丸付けの時間も含めて2枚が5~6分で終わります。

このドリルの良い点

  • 謳い文句のとおり、量が少なく取り組みやすい
  • 音読にも使える

読解力をつける目的で購入したドリルだけど、音読もでき、語彙を増やすのにも役立つので、うちの場合は一石三鳥。
週に1回の音読さえ嫌がっていた息子が、毎日文章を音読できているので良かったです。
たどたどしかった読み方も、毎日の音読で少しずつスムーズになってきていると感じます。

このドリルに限らず、国語ドリル・文章読解のドリルには、漢字や語彙はその学年に合ったものが使われています。文章の難しさや内容も考慮されているはず。

以前は、息子のお気に入りの本で楽しく音読を!と思っていましたが、音読にぴったりの本ってなかなか見つかりません。内容的には面白くても、漢字や語彙が難しすぎたり、逆にひらがなばかりだったり。
その点、文章読解のドリルは音読にもぴったりです。

現在のところ、息子の家庭学習の分量はこのドリルと漢字学習でちょうどで、これ以上量を増やすときついと思うので、文章読解の問題と同時に音読もできてしまうのは非常にうれしいです。

どういう子・どんな目的にこのドリルは合う?

『小学1年国語 文章読解(早ね早おき朝5分ドリル)』は、うちの子のように文章を読み慣れてない子、文章を読む量が足りない子におすすめです。
文章の量も問題数も少ないので取り組みやすいと思います。

逆に、このドリルが向かないだろうと思うのは、読解力がある子
問題が簡単すぎて、物足りないのではないかと思います。
ただし、量が少なく短時間で終わるところが学習習慣をつけるのに向いていると思うので、国語が得意な子がその目的で使うのであれば、1学年上のものを使うといいかもしれません。

わが家の場合は、息子のニーズとレベルに合っていた上、「息子が音読をしない問題」も解消できて、大当たりのドリルでした。


それでは、また!

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